タイヤの山

朝早々、ふみとバスに乗ってデパートへ。終点に着いて、建物の気温掲示板を見たら、18℃と表示していました。確かに涼しいというより、ひんやりで少々肌寒い感じです。
デパートは、まだ開いてない時間で、ふみと周辺でぶらぶらして時間をつぶしています。

「ふみ、来月は運動会だね」
「しょなの?」
「そうだよ、ママも行くから。ふみたちかけっこするね」
「しょなの?ふみちゃんかけっこ速いよ、一番だよ」


へぇ〜ふみの口からは初めてです。


こんな早くデパート来るのは、わけがあるんです。


昨日、ふみがパパの仕事場で、ちょっと見てない隙にとんでもないことをしてくれて、みんなに心配をかけてしまって、結果的にはたいしたことなくて済んだですけど。母親としての責任を痛感して、深く反省と同時に、凹んでしまいまして…


夕べは、ずっとくたびれてる状態で、くよくよ、うとうと、くらくら…

一夜明けて、気分がだいぶ直ってきて、ご心配をおかけした皆さんにお詫びをしないとと思って、デパートからケーキを買ってふみを連れて謝りに行こうと決めました。


ふみは全く何事もないように、私と手を繋いで、ちょっとした台があればジャンプしたりして一分一秒を楽しんでます。

デパートから女性店員さんが玄関まで出てきて、待ってる人(これが結構いるんです。皆様はどういうワケで日曜早くデパートに来てるのかな?)に、マイクを持って長々とご挨拶(長くないのかもしれないが、少しも早く入りたい私にはそう感じる)。

やっとガラスの戸が開き、ふみの手を握って地下へ直行。
小走りのふみは、エレベーターの前に通るたびに、手早くボタンを押している。
「ふみ、乗らないとボタンを押さないの」と言ったら、
ふみはニコニコの表情で答える。


マンゴーとチーズのロールケーキを買って、帰りは電車を利用しました。


パパの仕事場に着き、私がまず謝って、次はふみの番なのに、照れてて言わないです。あまり言わせるのもなんなんですから、
「じゃ、ふみ、帰ろうか」
ふみ急に頭を深々と下げて
「昨日、すみませんでした」
と言いました。

ちょっとホッとしました。ちゃんと謝ることを、ふみに身に付けてほしいです。


さらに歩いて30分、駅の向こうの子供遊園地。


トンネル大好き



斜面を登るの大好き


「滑らない、こわい、戻るぅ〜」


「ママも登ってぇ〜」

わかった。登るよ。タイヤを掴みながら、私も登ります。


女の子が欲しかったんです。
ふみが生まれるぎりぎりまで、先生に女の子だと言われて、喜んでました。女の子らしい名前も考えました。その後、男の子だと先生は笑いながら教えてくれました。


女の子なら、今日みたいな肌寒い日は、うちの中でままごとしたり、色のきれいな糸で何かを編んだりしているのでしょうね。
なのに今は私はタイヤだらけの山を登っています。あ〜〜



保育園定例の万国旗飾り。パパが描いたふみ。

ふみはこれを見て、私に
「ママ、ふみちゃん眉毛太い?」
うん、太い。



パパが作った折り紙のカマキリ。紙版のカマキリでも怒りっぽいね。



今日頂いた葡萄の中の一つ。ハート形!
いっぱい願いことを唱えながら、食べました。甘くてとっても美味しい。



パソコンのモデムが調子悪く、時々接続できない状態。
一週間後の光ファイバーの工事となっています。