のらないのぉ〜

今日は、パパがふみをお迎えに。
そして、夕食も二人で食べました。

以下、パパから聞いた話。



保育園からの帰り、たい焼き屋さんの近くの工事現場でショベルカーを見てたら、
作業を終えた“おじしゃん”が運転席から降りて、こっちにむかって手招きして
「おーい、おいで。乗せてやるよ」。
以前も、ふみに、工事好きか、と話しかけてくれた人だ。
こんなチャンスは無いと、ふみに、「ほら、おじさん、乗せてくれるんだって。ふみ、乗ろう乗ろう」
と、パパが自転車の子供椅子に座っているふみのシートベルトを外そうとすると、ふみ、泣きべそをかきながら、
「いやっ。乗らないの。帰るう〜」。
おじさんは苦笑しながらも、さらに親切に、
「じゃあ、パパといっしょならいいんだろ、ほら、ドア開いてるから」
しかし、結局、どうしても乗るのを拒否したふみ。
自転車で、その場を離れると、ふみ、急に元気に饒舌になって「ふみちゃん、乗らなかったねえ…」




こういうのを中国語で、「叶公好龍(イエゴンハオロン)」といいます。


叶公という人がいた。彼は、龍が大好きだった。
家中の壁に龍の絵を掛けて、寝ても覚めても飽きずにながめているほど。
それに感動した本物の龍が、ある日、叶公の家にやってきた
すると叶公は、恐怖のあまり腰を抜かし逃げてしまった…。


ショベルカーって、恐竜に似てるしね。あはは。