また、たい焼き

昨日の人形町は、たい焼き屋さんが休みだったけど、なんだかたい焼きの御三家の残った一軒、麻布十番の店に行きたくて。
私、別にたい焼きが特別好きでもないんだけど、一つのものをテーマに巡って歩くのは嫌いじゃないんだ。かつて蕎麦めぐりや庭園めぐり、洋館めぐりも、ちょっとやったりしてたから。


南北線に乗って麻布十番駅で降りた。表通りは通ったことがあるが、裏通りに入ったことがないため、交番に訪ねた。
「たい焼き…」とだけ言ったら、警官はもう「あ、たい焼きですね、そこから…」と親切に道を教えてくれた。やっぱりあそこは有名なんだ。


麻布十番は老舗が多いね。
たい焼き以外にも、蒲鉾やおでん屋さん、おいしそうなパン屋さん、あのあっちこっちにある「永坂更科」の総本店もここだ。

店の近く行くと、揚げ物の匂いというか、油の匂いがすごい。天ぷら屋かと思うぐらい。



もう少し先、たい焼きの浪花屋なんだ。

さっそく二つを買って店内で頂く。

ふみは熱い熱いと言いながら美味しそうにかじってた。


四谷「わかば」のよりはやや小さい、厚さもやや薄め。だから二人で二個を食べられる。味も、「わかば」より、やや淡泊という感じを受けるが、それぞれおいしい。
店員さん全員とても親切なのが印象だった。

パパにもお土産に買って帰った。ママより、パパのほうが、たい焼きが好き。


こちらも歴史のあるお豆屋さん「豆源」。
お豆の味付けは種類が多く、初めて見るのも結構ある。

チーズ味とゴマ味のをパパにお土産。
この頃ふみはどこに行っても、気に入ったらば、「今度パパも連れて来ないとね」「パパにも食べさせないとね」と必ず言うんだ。



お昼の時間。せっかくですから永坂更科で食べることにした。ふみもお蕎麦が大好き。
店内

蕎麦つゆが甘汁と、から汁があって自分で調節できるのが、ちょっとうれしい。

私はつゆをたっぷり付けたい派だから、つゆが合わないとお蕎麦自体も苦痛になる。

うん?…全体的に、値段のわりには、うん…、この辺にしとこう。


天気予報通り、午後は雨が降り出した。
冬の雨のホーム、虚しく感じる