久しぶりにラブちゃん

ふみの、片づけ終わっていない玩具のミニカーを踏んでしまい、上の尖ってるところが、私のかかとを刺しこんで、小さい穴が開いてしまった。
それほど痛いではないけれど、血は出た。


「だからちゃんと片付けないとダメでしょう」と、ふみにキズを見せながら言った。
ふみはすごい困った顔をした。
「イヤ。痛くない、だいじょうぶ。イヤ」と言って、泣きそうになってる。

「ふみ、ちょっとティッシュくれる?」
「このティッシュ?濡れティッシュ?」
「普通のティッシュでいい」
「はい。ママ、だいじょうぶよ、痛くないよ」
(カカトに穴が開いたのはママなのよ)。


「大丈夫よ、絆創膏を貼るから」と、絆創膏を取り出して貼ったのを見て、ふみは少々ほっとした様子。
血はすぐ滲んで来て、絆創膏に小さい赤い点ができた。ティッシュで血を拭く。


「イヤだ。あ〜〜〜」、ふみは泣きだした。
「泣かない泣かない、大丈夫よ。はい、鼻かんで」とティッシュを出したら、
ふみ一瞬泣き止み、「あの血のところで拭かないで」
「違うよ、違うティッシュ
「あ〜〜」と、安心したふみは続けて泣く。
( ^^) _これで、これからちゃんとお片づけするのかな。



三輪車で出かけた。
ふみはもう一人上手に乗ってるね。


時々降りて、
「はい、郵便屋さんでし。はい、ガチャガチャ、はい、入れました」となんやら“郵便物”を後ろの方に“入れてる”。




「ラブちゃん〜」



「ラブちゃん〜、ててを舐めて」






ふみと
スイートピーを買ってきた。
春よ、来い