萎れた花

来週は保育園の「大きくなった会」というのがありまして、主役は年長組ですが、ふみたちも何か歌に合わせて踊ることになるみたいです。
けど、ふみはその練習に全然積極的ではないです。連絡帳にも、途中で飽きちゃってつまらなさそうだとか、すぐ部屋に戻って遊び始めるとか。

今朝、家に出る前に、
「ふみ、大きくなった会の練習いやなの?」
「つまらないもん」
「つまらないっか。でもみんなやってるんでしょう?ふみも一緒にやればいいのに」
「興味ないもん」
「興味なぁい?…。そういえば、ふみ、運動会もあまり好きじゃないね」
「うん。つまんないもん」
「…」


ふみ、前々から思ったけど、あまり文芸細胞ないんじゃないでしょうかね。
そういうショーみたいな練習には、骨から拒絶してるって感じです。
まあ、しょうがないですね、こういうことは。これからの運動会も、無理して休みを取って見に行くとかの必要もないのかもしれないですね、当事者が楽しくも何にもないならば、話になりませんね。


玄関に出ようとする時、活けてるお花の一つがちょっと萎れてるのを見て、摘んでゴミ箱に捨てました。
するとふみは慌てて、
「何で?かわいそうよ」
「だって萎れてるから」
「かわいそうかわいそう」とふみはそのお花をゴミ箱から拾い出して、大事そうに本棚まで持って行って、置いて、
「ここで待っててね、しぐ帰ってくるからね、しぐ」


へぇ〜  優しい表情のふみを見ていて、繊細なところがあるじゃんと思いました。


そして、夕方ふみと帰って来て、ふみはちゃんとそのお花を手に取って、
「待ってくれた?ありがとう」と。

へぇ〜なんか温もりが、じわじわと溢れて来たような…


あとで見たら、パパが新しく買ってくれた高所作業車のミニカーで夢中に遊んで、その萎れてるお花は床に置きっぱなしではないか、なんなのよ、ちょっと感動したのに(+o+)

でもそのお花、充分ですね。幸せだったと思います。


夕飯はカジキのから揚げ。
白菜と高野豆腐を煮たのも作りました。ふみ高野豆腐が大好きですから。
なのに今日は、「あの豆腐、食べない」。
まったく気紛れなんだから。


そろそろ節分ですね。福豆を買いました。
去年も同じところのネズミ図案のを買ったけれど、あっという間一年経ちましたね。