ピザのみみ

今日は曇り、肌寒いです。
こうやって暖かったり、寒くなったりしているうちに春が訪れるのでしょうね。


新宿の郵便局に行く用事があると、ふみに話しました。
「は〜い。バスで」とふみが。

土日も、そこの郵便局の一階で、郵便関係のほうは普通にやっているのが、本当に助かります。
しかしどうして日本の銀行や郵便局は土日が休みですか?来日したばかりの時なかなか不思議で不便で慣れないものでした。



「ふみ、終わったらママ本屋さんに連れて行ってあげるからね」と言いましたら、ふみは喜んでました。
ただしもう工事関係の本を一冊も買わない、アンパンマンの本を一冊だけ買うと、約束してもらって出かけました。


アンパンマンの中のキャラクターの一人バイキンマンが、ふみが遊びに夢中で「お風呂入らない!」などの時、使えるじゃないかと思いまして、そのためもっとそのキャラクターの情報が必要でございます、という訳で。



バス停。


小さい犬が遠くから飼い主と一緒に歩いてきた。
バス待ちで退屈しちゃったのか、ふみは足をぶらぶらさせながら、
「わんこ、怒ってあげようかぁ?」とにこにこして言いました。
なんでよ?!要らない要らない。


子犬は通りました。


ふみはやっぱり足をぶらんぶらんさせながら、
「カラスしゃん、もうごみ散らかしちゃだめよ」



あれは鴉じゃなく、鳩ですよふみ。



なぜかふみはいまだに時々鳩と鴉を混同したりします。


工事現場の車や車のパーツまでをいろいろと細かく見分けられるのに。


人間それぞれの得意分野が違うことは実に興味深い話です。



バスが来ました。
ふみはいつものように抱っこされて200円の運賃を入れて、同時に大声で運転手さんに、「お願いしまし」と言いました。


バスが新宿西口終点に着き、降りる時に、ふみはまた大声で、「ありがとうございました」と言ったのです。
運転手さんも大きい声で「はい、ありがとう」と答えてくれました。

バスに乗る時に、ふみはいつもこの調子です。


ちゃんとご挨拶ができることは、親としてありがたいことですね。



郵便局からでたすぐのところ。



着物の女性は絵になるわ。




枝の手入れかしら?もっとなにかがあるのでしょうに。高所作業車とか、なにも枝に這っていることがないでしょうに。奥の一人は、相当怖がっているんじゃありませんか。



このカバの口にハート形のサボテンの植木鉢の名前は「カパの告白」

素敵ですね。



地下道で一駅を歩いて、


新宿三丁目紀伊国屋書店に着きました。


アンパンマンの絵本を一冊買いました。バイキンマンとカビルンルンの。


建物の地下のお店で昼食。
ふみはここの生麺のパスタとピザが大好きです。いかにも手作りで、よけいな味を入れていないので、確かにおいしいです。
小さい店ですけど、12時頃になると、満席になるのです。


ふみはピザの耳(耳というのでしょうか、硬いところ)を自然に「はい、ママ」と渡してくれるのです。
ピザの耳、いつも私が食べるのです。
「だってしゃ、硬いもん」という理由ですから。
会計の時に、ふみは、
「ごちそうさまでした。おいしかったでし」と店員さんに言った。
店にでてきたら、「お姉しゃん、また来てねって言ったね」とふみは嬉しそうにニ三回言いました。



お腹がいっぱいですね。さあ、歩こう!

ふみと新宿三丁目から歩いて帰りました。途中ふみは「疲れた」とか言ったりしましたけど、最後まで頑張ってくれました。