明治神宮

持っているメガネが、ふみにいたずらなどされて、だいぶ広がって、使いにくくなってきているんです。


原宿のメガネ屋さんで作ったもので、またそこに行かないとなあって前々から考えて、なかなか時間がなくて。
原宿だから、作ってもらっている間に、明治神宮にも行けますしね。
今朝、雨は上がっていました。
9時過ぎ、ふみと出かけました。



原宿駅のホームで、ちょうど明治天皇のお言葉の掲示板を換える作業をしてるところです。

この水無月掲示板のお言葉の意味は、
「世の中で何か事が起こったとしても、自分の務めを忘れないことが大事です」だそうです。
素晴らしいお言葉でございます。


歩道橋の上に立って見ると、とにかく緑がいっぱいで、目が養われるわ。
明治神宮方面



表参道方面



原宿駅


メガネ屋さんは11時からなので、明治神宮へ。



中に入ると、わ〜〜〜 空気がおいしすぎます〜

「ふみ、早く深呼吸して、こんないい空気は吸わないともったいないよ」
それを聞いて、なぜか下に向いて深呼吸をするふみ。






渓流



「ママ、空気を食べていい?」
「どうぞどうぞ」
「アム、アムアム、アム、はい。いっぱい食べた。ママ、飲み込んでいい?」
「どうぞどうぞ」
「ごっくん、はい。いっぱい飲み込んだよ」



お着物姿は、やっぱり美しい。




本殿前に着いた。花嫁に気を取られるふみ。



雨が急に降ってきました。



ふみは少しもかまわずに雨の中へダッシュ



呼ばれると、今度は仁王立ち。





「夫婦楠」(めおとくす)と呼ばれるこの大樹の下で雨宿りする素敵なご夫婦。



ふみは、やっと屋根の下へ行ってくれた。



雨が小降りとなると、また雨の中へ走るふみ。



お参りのところまで、先に走って行ったふみは、なんと、
「ヤッホー」と叫んだのである。
\(◎o◎)/!
やめてよ〜みなさまお静かにお参りをしているんじゃないの、山じゃないんだから、やっほーって…



静かにしないとダメよとふみに言ったら、「わかった」と、わたしと並んで静かにお参りをするふみは、
「ママの風邪が治りますように」と手を合わせて拝んでました。

風邪?今は風邪をひいてませんけよ、少し前のことかしら?でもやっぱりふみにお礼を言った。
しばらく経ったら、そうか、ふみはちゃんとママの体調を心配してたんだ。
なんか嬉しいような、目頭が熱くなったわたしでした。


お参りをした後、少し落ち着いてきたふみ。




けど帰り道で、また走りだしました。



目の至るところは、緑。



明治神宮とさようならをして、メガネ屋さんに入りました。
ふみは椅子に直行。

かなり歩いたもんね、疲れたんでしょうねと思いきや、ふみは…



駅の近くでこのお二人は通行人に“励まし”の歌を披露。

「♪できる、君ならできる、きっとできる〜〜」

大きい音がいつもダメなふみなのに、意外や意外、立ち止まって、顔を乗り出してお二人を見入っているんじゃないの!結構大きい歌声なのにね。なぜかふみは終始静かな表情でした。


「励まし会」と書いてる旗を持ってるそのお二人は、とっても楽しそうに歌ってる、こっちまでちょっと楽しくなってきた気分さえ感じるのでした。

一曲終了、あたりから拍手と「フ〜ッ」の掛け声が起こる。


「さあ、まだまだ歌いたいけど、お巡りさんが怖いので、あと一曲だけ…」
さっきからそばで歌を終るのずっと待っていた女性警官は、手を振りながら「あと一曲はないよ、ムリムリ、もうこれでいい!」
「あ、そっすか、じゃ、今日はこれで」
あたりから、また「フ〜ッ」との掛け声が。



ふみと手を繋いでしばらく歩いたら、
「楽しかったね」とふみはしみじみと。
「え?!本当?楽しかったの?」
「うん。楽しかった」
「っそう、それはよかった」


何のつぼに、はまったのでしょうね。

たしかに教育者の斎藤孝氏も、学校で教える時、先生が笑顔で上機嫌だと生徒たちは話を聞いてくれると言ってました。
そうでしょうね。元気よい明るさの持ち主なら、誰もが歓迎するのでしょう、暗いのよりは。


知人が竹炭のカステラを作って(本業じゃなく趣味で)、それに入れる蜂蜜にとってもこだわって、何回も見本を送って来て、感想を求めるんです。
ついでに「名前も」と言われて、とっさに“ハニハニ”はどう?と答え、最近、その商品ができたようで、知人が写真を送ってきました。

はははは、本当にハニハニにしちゃったんですね。

「イラストをふみ君が描いてくれたらうれしいな」とその知人が。
むりむり、だってふみの絵はとっても下手だもの。