年代物

今朝、ふみは保育園の玄関に入った途端、お出迎えに立っている副園長先生に、大声で「パパと動物園に行ったよ」と、いきなり言いました。
「あら、いいわね」と言われたふみは満足そうな顔で走って部屋に入りました。


ふみたちの組に入ったら、3、4人の二歳組の親が、頭に姉さんかぶりで、エプロンを付けて、動物お面を持って顔を隠して、ガラス戸から隣の二歳児組を覗いてる。保育参観なんだ。おもしろい。


保育園を出て、近所の女性と会った。
いつも古い香りがする人だった。

「あの、うち、うるさいでしょう、ごめんなさいね。娘が小学生なのに、全然言うことを聞かなくて、毎日暴れてるの、うるさいでしょう…、あなた、モンゴルの方ですっでね、うちの主人が言ってました。いつも誉めてますよ、うちの主人が、おとなしいって。お子さんもいつも挨拶ちゃんとして、おとなしくてえらいって、なのにうちの娘が…」

(-_-)
さすが情報社会やな。
ひそかに、誰ともかかわりなく生きることはそんなに簡単にできないね。
まいいっか。幸い悪い情報じゃないし。考えない考えない。
しかしその女性の古〜い香りはなんなんでしょう。
「なにを付けていらっしゃるんですか?」と聞きたいぐらいに気になる。


まず文房具を買いに新宿の世界堂へ。
着いて、入口の前で立ち止まって、アイポッドのイヤホンを外した時、
目の前の男性が、「誰かと思ったら、へへへ、これじゃ悪いこともできないね」と。
よく見てみたら、古〜い香りの女性のご主人なんだ。ちょっとびっくり。
帽子とシャツの色合わせがずいぶんと大胆なこと。そもそもこの方、なんの職業かしら?

世界堂に入って、文具を買って、ささっと出てきた。

池袋に用事があって、副都心線を利用して行った。
改札を出たところのお店で、携帯電話のケースを買いました。
今まで使っていたケースは、おとといから行方不明になったから。
ティーちゃんのケースです。
「こちらは年代物ですから、結構人気です」と店員さんが。
うん?年代物って、2002と書いてるけど?

ひゃ〜、2002年の物は、もう年代物なんだ(@_@)

おそろしい。



ふみをお迎えに行った。ふみは珍しく女の子何人かとテーブルを囲んで座って、粘土遊びをしている。
わたしを見て、ふみは「ママ見て見て、ぎょうじゃを作ったよ、ふみちゃん。ちゃんとぐるぐるもやって、具入れて、やったよ」と走ってきて見せてくれた。

そうか、ちゃんと麺棒でぐるぐる生地を伸ばし、具を入れ、包む、という順番を覚えてるんだ。生地から餃子を作るのは、この頃やってないな〜時間がなかなかなくて。



今日見かけた耐震建物。

地震の時、最大50cmゆっくり横に移動します。だって。
ひぇ〜どうなってるんです?わたしの年代物の頭には想像つかないわ。