ドーナツ

今日もやっぱり暑いです。
ふみは朝から電車で遊んでます。今日の電車は、大きい絵本です。



ふみを説得して、一緒に新宿へ、用事があるから。
休みの日はどうしてもやることがいっぱいで、ふみに付き合ってもらわないと。


行先は、びゅープラザ、まだやってないから紀伊国屋書店へ。途中、あのいつも大行列の、噂の、ふわふわの、柔らかいドーナツ屋さんが、ふみの目に入り、
「あのドーナツを食べたい、並ぼう〜」と。

これはまた、どういう風の吹きまわしなんでしょう。


適温な時期に、その店のそばを通るたびに、ふみを誘ったんです。
「いい!要らない!食べたくない」と、ふみは、ほぼ毎回この返事が返ってきます。

なのに、今日のような暑さの中、なんでまた。


ふみ殿の御意志が固く、仕方なくわたしも一緒に並ぶ。
しかし熱中症になる恐れの中、みなさま、よくもドーナツのために、ここまで。




ガラスの中のドーナツたちは、人々の信念を応じ、足並み揃え、揚げられ、溶かしている砂糖を塗られ、ちょっとでも形の悪いヤツは即除隊され…。
それを見守るふみ。



二階で烏龍茶と一緒に食べました。





蚊取線香、去年から使うようになって、今はその煙もにおいも気にならなくなった。
気にならないどころか、一種の安心感というか、落ち着きすら覚える。
もっと洒落た蚊取り線香の器が欲しいけど、ふみ殿がいると、…。