大きかったのぉ

ここのところ、すっかり初秋らしいお天気が続いてましたが、今日は朝から急に暑くなって、33℃で風が少しもない一日でした。


ふみと音楽教室に行ってきました。
今日は久しぶりです。

そのせいか、ふみは、なかなか調子出てこないようすでした。
エレクトーンの時は、ちょっと楽しくなってきたけど。


帰りはちょうど正午の時間、日差しが眩しく、「ふみちゃんは暑いの嫌いだよ」と、ふみは、ぶつぶつ言いながら、わたしと手を繋いでうちに向かう。


選挙のワゴン車が向こうからやって来た。
「…皆様に最後のお願いです…」

ふみは立ち止まって、ワゴン車から身を乗り出してる女性候補者に向かって手を振った。

「…この小さなおてての応援、ありがとうございます。ありがとうございます。頑張ります…」やや興奮気味の嗄れた声と共に、白い手袋が遠く行ってしまった。


「選挙の人だね。ちょっと大きかったね」とふみが。

「大きかった?なにが?」
その候補者は小柄な女性で、ワゴン車も小さいワゴン車でした。それに、その政党も新しくできた小さな政党だけど。

「大きかったのぉ!」とふみはあくまでも自分の主張を言い張る。


なんなんでしょうね。
子供の目に映るものは大人にわからないのが多い。


神社の前の階段の道を通る。


遠くからふみは神社に向かって、「仏さま、ママをよろしくお願いします」とお辞儀した。


「ここは仏さまじゃなくて神様よ」と言いながらも、ママをよろしくお願いしますとのふみの優しい気持ちが、嬉しかった。


夕飯後、ふみは、ずっとはしゃいでた。
パパと野球やったり(最近打率は相当なもの)、保育園で作った仮面ライダーの“剣”を、さらにパパに印籠を付けてもらって、「印籠マルだ」と走り回ったり。


あ〜、ふみの体力の半分を頂戴との贅沢は言わないが、せめて三分の一をもらえたら、生きていてもっと楽しいのでしょうね。

あ〜先週の土曜日、ゆっくりのんびりできたわたし、極楽でしたね(~o~)


頂いた三鷹のぶどうです。
甘くておいしいです。


ぶどうの皮まで必ず食べるわたしは、いつも不思議がられます。
ぶどうの皮を剥いて食べる方が、わたしには意味がわからないけどね。