チャイ

仕事がそろそろ終わるところに、目上の方が、みんなにコーヒーを淹れてくれました。



豆から挽いたコーヒーです。


わたしはコーヒーが好きです。正確に言うと、コーヒーの香りが好き。



胃の調子がよくなくなってから、コーヒーを飲む回数を減らすようにしています。しかもできるだけ薄めに、やわらかくします。
今まであまり飲まないカフェラテを飲むようになりました。
シナモン・パウダーを入れると、余計に香ばしくておいしい。



その方がいい香りが漂うコーヒーを、それぞれに素敵な瀬戸物のカップに入れて出して下さったのです。
そして、小さなお菓子も。



Kさんが来て、
「コーヒー、やめとこうかな、夜眠れなくなるよ俺は。でもおいしそうだね、飲むわ」と言って、迷わずその小さい四角いのお菓子をコーヒーの中に入れた。



角砂糖だと思ったようです。
そのさくさくしてそうなお菓子は、あっという間にコーヒーに溶かされ、みるみるコーヒーはどろどろになってきました。



我慢できなく笑った。



「砂糖じゃないの?言ってよぉ〜ここに置くと砂糖だと思っちゃうよ!」Kさんは最初こう言ったが、どうにもならない現実をすぐ受け止めたか、
「俺は、トーストもわざわざコーヒーに付けて食べるから、これぐらい平気、平気と言うか、うまいよ」と意地をはるのです。


余計に笑った。


でも私も今度トーストを食べる時、コーヒーにつけて見ようと思った。
でも、どうでしょうね、牛乳ならわかるけど。




今日はヨガ教室。
久しぶりにあったお二人に、「インドに行ったおみやげです、どうぞ」と、
インドの独特な香りのお線香と、ヨガの大先生の写真二枚を下さった。



ヨガの偉い大先生ですか、わたし、知らないですけどね…。写真を、どうしたらいいのか、ちょっと悩みました。
彼女たちはその先生を憧れているのかな、いいんですけど。

わたしは、まだピンと来ないですけどね…。


またもう一人の方が来て、
「お久しぶりです。アメリカに一カ月ほど行ってきたんです」と、おみやげの本物のチャイを頂きました。
「これはオーガニックで栽培しているものですから」とその方は言って。


なんか、いろいろともらえる日ですね、今日は。


チャイは、夜、さっそく熱い牛乳を入れて飲みました。
甘味もなんにもない純チャイです。


今日のヨガは、先生が丁寧な作りの小さい板をみんなに配って、それを頭に乗せてヨガをやりました。
余計な動きをせず、まっすぐ、姿勢よくするためです。

バレリーナの気分。


ヨガの先生は北欧の方、わたしにはこの先生が充分に大先生なんだ。
実際そうです。日本ヨガ界では、この先生は相当な位なんです。
ヨガを教える人がこの先生に習いに来たりするのです。


なのに、この先生はそういうのどうでもいいです。
自分のスタイルで生きて、浮世離れして生きて、純粋に生きて、その生き方だけでも、いろんなものを教えられてる気がする。


あ〜温かいチャイを飲んで、早めに寝ましょう。季節インフルエンザの予防接種もしたし。一家三人が。
ふみのは2回に分けてるから、ニ週間後また行く。
ふみ、えらいわ、注射、あまり泣かなかった。