ハッピーハロウィン
黄色や緑の時は、主人に“普通じゃない”と言われて。(^_-)
今日は9時過ぎに出かけ、西新宿の郵便局へ。
近くの郵便局で土日もやってるのはそこしかないから。
毎回ながら、その郵便局から出てきたすぐのお店で、ふみは豆乳を買って飲む。
焼き芋味の豆乳とか。今日は紅茶豆乳。上品な味だった。
ふみは豆乳を飲みながら、
「お巡りさんって、なんでも知ってるよね」と突然言い出す。
「何でもって?」
「困った時とかさぁ」
ほぉ、まるで何か経験でもあったかのように。
新宿駅ホームで、「かいじ」や「踊り子」を見かけて、嬉しそうなふみ。
しかもこの踊り子の行き先は、「下田」。
ふみに教えたら、余計にはしゃぐ。
保育園のJ君がどうも下田に行ってきたらしく、ふみは一時下田、下田に行きたいとずっと口にしてた。
電車に乗って音楽教室に行って、今日はお休みですよと言われ、ありゃ〜〜
第五週にはないんだ、確かに。
ふみにあやまって出てきた。
ふみは少々がっかりした様子。
夕方スーパーに行ったら、もうハロウィン一色。
店員さんまで、カボチャやコウモリのかぶりものを被ってレジを打ってた。
これは、店員さんとジャンケンをして、勝ったら割引シールを貼ってくれるハロウィンキャンペーン。
ふみは楽しそうに見て、並びたいとも言ったけど、
「いいよ、そういうのは」、ママは苦手だから勘弁してもらった。
小さい子に、飴玉の袋も配ってくれた。
ふみはさっそく食べる!と、まあいいっか、ハロウィンだし。
夕飯のあと、カボチャプリンを食べた。
ふみは、なにを思ったのか、積み木を踏み、杖(剣だけど)を持って、積み木を滑らせて歩く。
腰を曲げて、「えっ、へっ、あっ」という苦しそうな音を発して、最近の得意な“おじいさん”をやっている。
今日のおじいさんは、「え、え、は、目が見えないんだ、はい」との設定。
「え?目が見えないの?おじいさんはどこに住んでるの?」
「あ、もり」
「森?じゃ、おじいさんはなにを食べてるんですか?」
「むしですね」
「虫?おばあちゃんは?」
「洗濯してる。あ、おばあちゃん?もう亡くなりました、はい」
「あら、それはかわいそうですね。おさびしいですね」
「はい、だから猫でも飼おうと思って」
「猫?おじいちゃん、盲導犬のほうががいいんじゃないかしら?目が見えないのなら」
「もうどうけん?」
「犬よ、わんこ。道を案内してくれるから」
「あ、そのわんこのところまで連れてくれますか」
…
ふみは、ずっと「えっ、えっ、は」とたいへんそうにおじさん歩きを続いてた。
近所のどこかでハロウィンパーティーが行われてるみたいで、歓声や歌声、笑い声が絶えまなく聞こえてくる。
そろそろハロウィンは祭日になるんじゃない?