漢方の香り

大寒前後、暖かったのだが、また寒くなってきました。冬らしいけど。


こういう時は、体質を改善して、寒さに強い人にならないと、と誓うわたしです。


今日は、お使いで千代田区漢方薬局に行ってきました。

漢方薬局に入るのは、本当に久しぶりだわ。
漢方薬のあの独特の匂い、生薬を置いてる茶色の箪笥、記憶に残っているいろんな名前、う〜ん、なつかしいぃ〜




小さい頃から漢方薬局が好きでした。
いつも落ち着いてる雰囲気で、床は赤いレンガで、夏でも冬でもそのレンガの床にいつも打ち水がしてあって、冬だと、暖炉に近い床は速く乾くから、床にいろんな模様ができるのも、なんとも楽しい。
それになによりその漢方薬の香り。

全てが静寂で、奥ゆかしい。



保育園で、ふみの担当の先生と個人面談をしました。

ふみの園の様子と、家での様子をお互い話して、それでお互いびっくりしてました。


園でのふみは、生活の面はとってもしっかりしてて、お支度などはほとんど一番で完了する。トイレや着替えなども完璧で…

?へぇ〜、生活の面が…、あらま、なんの話でございましょうって感じでした。
うちでは、「早く着替えして」「いやだ、できない、ママやって、パパやって」
「トイレに行って」「いやだ、ない」
靴下は「できない」か「やりたくない」
服は、「ボタンできない、ママやって」
ご飯食べてる途中というのに、パパかママの膝に座ろうとする。
お風呂は、入る入らないの戦いは毎日の日課

このお正月だって、大みそかから三が日まで、毎日少なくとも一回はぐずぐずと泣いたりするふみだった。


わたしの話を聞いて、今度は先生が目を丸くしたのでした。

「へ〜〜〜、思いませんでした。ちょっとびっくりしたわ。
ふみ君は同じ4歳児だけど、どっちかというと、低月齢のほうに入ります。12月生まれなんですから。ついこの間4歳になったばかりで、けど同じ組の子は、もう4歳後半のは結構多いんです。小さい子の半年はとても大きいですよ。なのにふみ君はしっかりしていて…
なるほどね。やっぱりふみ君は園でかなり頑張ってるっていうことでしょうね。頑張ったから、その分うちで甘えるんだ。
これはとても重要なことです。親に甘えさせてもらえるのだからこそ、外の世界にでて頑張れるんだと思います。
親に甘えさせてもらえない子は、おうちで常に親の顔色を伺って、“いい子”になってはいるのだけど、園では相当暴れます。だから原因もなくあまりにも暴れる子は、家庭で何かあったのかなって、わたしたちはよくそう思います。…」


そうですか…。


わたしの知らないふみの一面を知り、よかったです。
ふみが甘えたいと思っている限り、できるだけ甘えさせてやりたい…かな。体力と精神力が要るんだけど。
先生も、「わがままができるのは、ふみ君にとってはいいことだけど、お母さんは疲れますよね。わかります、わかります。お母さんは息抜きの場所を作らないとダメかもしれないですね」

うん、ダンスをしますから。今日、注文したダンスシューズも届いたし。


早いですね、また週末になりました。明日明後日、またふみのリセット時間に付き合ってやらないと。