昼寝

土日は休みだが、わたしのもっとも疲れる日なのかもしれない。
とくにこの頃のふみに付き合うのは、へとへとなんだよ〜ほんとうに。
だからこの頃は土日に限って風邪気味になり、週明けから週末にかけて徐々に治って、土日また…という循環になりがち。

昨日は音楽教室の日。朝から頭が重くてすっきりしないわたしも、ふみの付き添いで教室へ行かなきゃならない。

音楽教室は、他の親どうか知りませんが、わたしにとってそんなに楽しいことではないや、正直いって。
子供の歌だから、単純で（この面では、昔の子供の歌はいいね。ちゃんとした内容があり、メロディももちろん、哀愁もあったりして、大人も充分楽しめる）、しかも同じ歌を何回も何回も、時々親も前に出て参加しなきゃならない。
はい、シーソー
すると音楽に合わせて、子供と一緒に両手両足を伸ばして、重心を右へまた左へ。
はい、発車
するとシュッシュウポッポーの音楽と一緒に、子供と向き合いに座り、片方の腕を伸ばしては片方の腕を引く
…

やや頻繁に腕時計をさりげなく見ているのは、わたしだけでしょうか。

こういう教室は、親が送り迎えだけなら、全然違うわ。
すぐ下のほうは喫茶店ですから、一時間喫茶店に座るなんて、わたしとって至福な時間なんだけどね。

年齢的にまだ子供だけの教室は無理なのは、わかります。ほかの楽しそうな親たちに、心より敬意を申し上げます。

教室が終わって、久しぶりに友人に会った。
ごちそうになって、お土産を頂き、あるケーキ屋さんに入り、プリンとアップルパイを買っていただきました。

この、わりと近所のケーキ屋さん、わたしは初めて入る。
ご夫婦がやっているケーキ屋さんで、値段は少し高めだが、こだわりのあるものばかり。
アップルパイは、青森産のリンゴを二日間かけて煮込んだもので、パイの生地に使うバターは、フランスのバターだけだとか。

店内は、品があって、落ち着いていて、ヒーターが二つも置いてあって、暖かい。

友人と別れ、おみやげを持ってふみとうちに帰って、今朝からすっきりしない頭は余計に重くなった、せめて20分でも寝たいな〜って、けど、ふみは、寝ない。

最近のふみは昼寝をしない日がどんどん増えてる。
保育園からの連絡帳に「今日は昼寝はしてません」との一行が連日あった。
昼寝してなくても、以前みたいに夕飯の時に、もう、うとうとし始めるとか、機嫌が悪くなるとか、ない。
体力が付いてきたということでしょうか。

ふみと過ごす土日は、「昼寝」はわたしにとって救いだったのにな〜。

「ふみ、ママは頭が痛いから、ちょっと風邪かもしれない、少し寝よう」
ふみはわたしの嘆願をまったく無視してた。

仕方なく一人でベッドで横になると、ふみはすぐやってきた。
けど、邪魔しにきたのだ。

「起きてよ」と、わたしを揺らしたりして、怒りたいけど、その元気すらないや。

今日も同じく、ふみは全然昼寝なしでした。

体力的に、どんどんふみに付き合うのが難しくなってきた、ですね。
どうすればいいんでしょうね。
お互いにとっていい解決法がないんでしょうかね。

午前に行ってきた消防博物館。

「ふみ、ダンス習わない？楽しいよ」
「いや、ふみちゃんはパパと応援するだけでいいよ」
「なんでよ、やればいいのに、格好いいのに」
「できないよ」
「すぐ挫けるんだから」
「くじけてないよ、ふみはしょーーじきに言ってるだけ」

はははは、外でけど、声だして笑った。