お正月


霧雨は降ったりやんだり、空は暗くて、ただでさえ茂っている木のトンネルで空が見えないのに。
この暗さは、朝なのか、昼なのか、夕方なのか、わからなくなる。明るい時間帯が少しもないから。

寒気による骨までしみる寒さの中で、この深い浅い緑を見るのは、不思議な感じする。

日本でお花屋さんでよく見かける観葉植物が、普通に道端で生きてる。


北京での寒さと違って、湿度が高いせいで、変に寒くて、三人とも風邪気味。



姉から漢方薬の風邪薬をもらって飲んでます。


昼は従兄一家が、西北料理のご馳走。
攸麺(ゆうめん)を食べた。
攸麦は蕎麦の仲間で、モンゴル地方の一部や、西北地方や、ようは、貧しい土で育つ食物。


“炸油羔”も久しぶりに食べた。


ふみ、従兄の子と組んで、はしゃぎすぎ。


午後、ふみを姉に頼んで、主人とデパートへ。
お正月期間中、なんでも割引で、主人は純皮のカバンなど買った。とてもお買い得だった。


夕飯は豆苗と何種類のキノコの炒めや、ココナッツの中に、ヒジ肉など煮込んだスープを食べた。
広州のスープは、何時間煮込み、その汁のみを飲み、具は食べない、成分はみんなスープに出てきたため、具はもう栄養がないと思われるのだ。

それに、何よりドリアンパイを食べた。

前回来た時はこのドリアンパイを頂いた時、主人もわたしも感激だった。


今日も、この熱々のドリアンパイ、やっぱり美味しい、美味しすぎる。