おまつり

9:30に、うちから出かけ、子供神輿を引っ張りに、ふみと町内の集いの場所に向かいました。
ふみには、甚平を着せ、このカブトムシとクワガタ模様の甚平は、ふみ、とっても気に入ってます。


神社のお祭りは、各町内に大人神輿と子供神輿が出て、この二日間ずっと“ワッショイ”の掛け声や、太鼓の音や、お祭りの音楽など、うちの中にいても聞こえてくる。


夏だね。今年は寒かったりしてたから、まだ夏だとの実感があまり湧いて来ないけれど、

お祭りの音楽が聞こえ、
蚊取線香の匂いが漂ってきて、
風鈴の音がそよ風と共に窓から入って来て、
もう夏は、確実にやってきたんですね。



少し早めに着いたおかげで、ふみは御神輿の出しに乗って、太鼓を叩く役になれたのです。


引っ張る人たちは長い列を作り、引っ張られた山車の上に立って太鼓を叩くふみ。
「お子さんは左引きじゃないんでしょう?ね〜こっち側だから、左手を使うしかないんだもんね、かわいそうに」年配な方が親切に声をかけてくれました。


ふみは左手で槌を持つ位置に立ってよかったと思ってる。右手だったら、どんなに振り回すか想像付くわ。


「俺、金魚掬いで、いっぱい金魚掬ったよ」、同じ側に立ってる子が急にふみに向かって言った。
「すごいね。俺も、いっぱい掬った」
「俺、赤いのだけじゃないよ、黒のも掬ったよ」
「俺も」
「俺の黒のは、普通の金魚じゃないよ、出目金だよ」
「俺のも」とっても嬉しそうに答えてるふみ。

男の子は急に不機嫌な顔になった。わたしに向かって、「ほんとう?」
「うん、ほんとう」わたしは頷く。
「黒いのよ!」
「うん、黒の」
「出目金だよ、わかる?普通の金魚じゃないよ」
「うん、出目金」

男の子はそれからずっと不機嫌のままだった。にこにこして話しかけるふみを無視し、その不機嫌を自分のお母さんにぶつかる。「写真撮んなよ!」


なんで不機嫌になったのかな。ふみとわたしが嘘言ってると思ったのかしら。
うそじゃないもん。



山車がUターンする時、「ふみ、降りて。太鼓を叩きたいお友達いっぱいいるから、順番っこ順番っこ」
「えぇぇぇ」と言いながら、ふみはまだ動いてる山車から、飛び降りた。あぶないってば。


降りて来たふみは引っ張り役になって、歩きだした。



目的地に着いて、列に並んでご褒美を頂く。



大きい袋のお菓子と、アイスクリーム。


暑さと強い日差しで顔が真っ赤になったね、ふみ。おつかれー。



うちに戻ってご飯を食べて、少し昼寝をして、また神社へ。
相変らずたくさんの人で賑わっている。



念願の綿菓子を。




ふみ、また金魚掬いやりたいといいだした


また掬った。(@_@;)

一匹は赤い、一匹は黒の出目金。
「坊や、黒より赤がいいんだろう?ね?少ないより多いほうがいいんだろう?ね?ほら、黒の返してくれたら、三匹赤の入れてあげるよ」、金魚のおじさんは笑みいっぱいの顔をふみに近づいて話す。

「うん!いいよ」

ふみは4匹の赤い金魚の袋をぶらさげた。


そう言えば昨日、出目金を掬った時、おじさんも少し痛い顔をしてたわ。


掬った金魚、お寺に持って、また睡蓮に入れた。ボウフラがいっぱいいるんだから。


大奥さまの金魚に餌をやるふみ。


走り回るふみ。



夏の空だね〜


ほんとうに日焼けしたね、ふみ。



夕飯後、またパパと神社に行った。甚平はもう水遊びでびしょ濡れだから、普通のTシャツで行った。

パパとスーパーボール掬いをしてきた。

お祭りは、これで終わりましたね。