ちゃんと世話をするってぇ〜

今日は保育園毎年恒例の親子ふれあいデーです。

去年までのふみは、とにかくダンボールで作った巨大迷路でずっと遊ぶ、何周も何周も、汗だらけになるまで、それでもやめようとしないふみでした。

「ふみはもう年中さんだから、今年は、迷路をやめようね、ちっちゃい子とぶつかってケガをさせたらたいへんだから」と言ったら、
ふみは「わかった」とわりと素直です。


お習字コーナーで、ふみは初めて筆を握る。もちろん見本をなぞるだけだけど。
何の字がいい?とふみに選ばせたら、ふみは「にじ」を指さす。




「また筆で字を書きたい」と言って、次に入ったコーナーは、ふみを大興奮させるコーナーでした。

ザリガニ釣り!





「釣れた!釣れた!」お友達もふみと一緒に歓声をあげる。



ふみ、ちょっと魚釣りの才能があるかも?三歳の時に釣り堀に連れて行って、釣りをさせたのがよかったのかも?


中庭で、例年の風船アートの後、一人のお父さんが、マジックショーを開いた。


遊び程度かと思ったら、なかなか本格的で、びっくりしました。
観客は、息を殺してシーンとなってたり、わ〜っと拍手をしたり、途中、急に誰かの風船がパーンっと割れて、マジシャンのお父さん、その瞬間胸元を押さえ、倒れた。
観客はさらに笑い声が上がり、拍手がわいた。


先生たちによる和太鼓の演奏。




今朝の予報は雨だが、雨どころか、晴れ間すら覗いた。
中庭は陽ざしと人の熱気で、暑い暑い。


帰りは、あのザリガニたちを、ほしい人に分けてくれるというので、
たくさんの子供が、ザリガニの入ってる紐の通した牛乳パックをぶら下げていた。


ふみも、「ほしいの。持って帰ろうよ、面倒をみるってぇー」とおねだり。

ダメはダメ。ザリガニって、すぐ死んでしまうもの。だっておととし、ふみと野川から捕ったザリガニがそうだったから。
ザリガニは共食いするし、ずっと喧嘩してるから、イヤですよ。


「面倒みるってぇ」ふみはまだ言ってる。

「それはいいことだけど、でも面倒見させる前に、もうザリガニさんは死んじゃうから、どうするの?その死んだのは。ママはイヤよ」

「う…ん」ふみはちょっと考えて、「そうだ、いいこと思いついた!ザリガニが死んだ時、ママは見なきゃいいじゃん!」

「たとえママが見ないにしても、ふみはその死んだザリガニをどうするの?」
「…、あ、パパに任せればいいじゃん!」
「パパに何を任せる?」
「ゴミ箱に捨てること」
「え〜、ゴミ箱に?信じられない」
「違う違う、あの、包んでから捨てるから」

もういいわ。とにかくザリガニさんをうちに連れて行くのは、ダメです。
ふみも納得してくれた。



昨日、ふみは保育園で、父の日のプレゼントを作った。

小物入れのようだ。

ホチキスで止めてる青い紙の飾りは、かぶとむしのつもりかな。
まあ、幸せの青い鳥、パタパタ、としましょう。