暫く晴れるみたい
夕方、柔道道場に行きました。
今日は、新しい先生がきました。メガネの優しそうな先生ですが、警視庁で40年間柔道を教えてた先生でした(うち12年間は選手として)。
前半では、ふみは頑張ってました。
小学生のお姉さんがふみと組む時、お姉さんが優しくふみと同じ高さにしてくれてる。
後半は、ふみなんだかだるそう。一々わたしのところに来て休む。
「ふみ、ラストだって、もうちょっと頑張ろう」
「疲れた」
仕方なく膝に坐らせたまま、終わりの体操になって、ふみは戻ってみんなと一緒にやった。
歩いてうちに戻ってきた途端、「あ、ザリガニの水を換えないと」と言って、ふみは靴も脱がないまま玄関で坐り込んだ。
ほんとうだ。水を換えないと。
ふみの重い重い柔道着をおろして、バケツを持って出ようとした時、ふみを見て見たら、どうもふみは、ぼーっとしてる、表情もなく。
「ふみ、だいじょうぶ?」
「うん」
おでこに手を当ててみたら、これは熱があるんじゃないか!急いで体温計を取って来て、38.5°でした。
咳もしないし、喉も痛がらない、道場に行くまでは普通に元気にしてたから、もしかして熱中症?
氷枕にして、おでこには熱冷まシート、脇と付け根にはタオルを巻いた保冷パックを。
柔道のところは、クーラーがないんです。扇風機を幾つか回してますが、蒸し暑さは変わりません。
その中で重く分厚い柔道着を着て激しい動きをするから。
体温調節がまだそんなにうまくないふみの年齢の子には、熱中症になりやすいでしょうね。
先生たちは、とにかく水分を摂るようにとずっと注意していて、おかげでふみはこまめに水を飲んでました、いくらか助かったわ。
夕食の時間ですけど、ふみは全然食欲がないんです。お粥食べると言って、いざお粥を目の前に出したら、やっぱり要らないと言うのです。
小さいおにぎりを作って、横になってるふみの口に入れ、これを4個ぐらい食べてくれました。
熱は39°を超え、氷枕や保冷パックを頻繁に換えて、こまめに水分を摂らせる。
12時近く、熱はようやく下がりました。
やれやれ。
出張で遅く帰って来たパパは、新しい柔道着を買うべきだと言う。
ふみの今の柔道着を買う時は、
丈夫なものなので、ずっと使えるから、大きめの買ったほうがいいですよと、当時のN先生が親切に手配して下さったのです。
しっかりした生地で、三カ所に名前が刺繍してあります。
けど、大きい。大き過ぎるほど。
上は、長さが膝まであって、袖はたくさん捲って、
下は、捲って捲って、縫って留めて、
重くて、分厚くて、おまけに捲ることによって二重になってるところ何ヶ所もあって…。
冬にはいいんでしょうけど、たしかに夏には、熱中症の要素が揃ってるわ。
急遽ネットから110センチの柔道着を注文して、来週の水曜日には間に合いそうでよかったです。
今の柔道着、中学生の時にちょうどいいかも。
そろそろ、梅雨明けかしらね。