背泳ぎ

今日は昼から晴れてきて、暑さが、また戻ってきました(+o+)


午前、「お買い物に行こう」とふみを誘うが、全く乗り気なく、床からベッド、ベッドから床で、擬声語を発しながら、仮想敵と戦ってるふみです。

「お買い物に行かないと、お昼に食べ物がないよ」
「なにかあるよね、それでいいよ」
「じゃがいも?」
「なんで野菜が出てくるの?」
「だってほんとうにないもん、なんもないから」
というのは、猛暑の中、食材を買って火の前に立って何かを作るのは、できるだけ避けるようにしてる。40℃ぐらい体感するから。毎日のようにニュースで熱中症で亡くなった人数がどんどん増えるの見ると、速やかに無駄な抵抗をやめ、スーパーのお惣菜を購入することに。


ちなみにパパは火を使わないで、ふみの大好きなお料理を作ったりします。えらいワ。
たとえば、このマグロ丼。

味は見た目並みによかったとのこと。



「ふみ、ほんとうに食べ物ないから。あ、冷凍食品ならあるかな」
「なに?シュウマイ?」
「シュウマイは…、ないな、パスタあるけど」
「パスタでいいっ。はぁー、とぉー、逃げるなー」ふみの戦いは続く。



昼寝もせず、2時に出かけ、ふみのスイミングスクールへ。
7月に発熱で休んだ分の振り替え。


「ぼく、暑いのがイヤだよね」
「うん、いつもそう言ってるね。」
「ママは暑いの好き?」
「こんな猛暑が好きな人、そういないでしょう、しょうがないのよ」

「ぼく、やっぱり、虫が好きだね。あ、これ、カブト虫じゃない?」

「生きてるかな…」

死んでいるんだけど、ふみは、カブト虫だと確認をしてから、大喜び。

「嬉しくてたまらない!プールを忘れそうになった〜」

はっはっは。


でもスイミングに行かないと。
そのすでに他界したカブト虫を、お寺の蓮の葉に飾ってやったふみは、「だいじょうぶかな、落ちて来ないかな」と心配する。


それより、誰かこの植木鉢の蓮を観賞しようとする時、びっくりして飛び上がらないことを、祈りましょう。

虫関係が苦手な人にとって、とんでもない映像でしょうね。



スポーツジムに近づくと、高い並木のトンネルになり、そこのセミの大合唱は、耳がおかしくなるほどの音量だった。

ふみは耳を塞ぎながら、セミを物色する。



「木の上に、いっぱいいる!」。


ほんとうだ



スインミングスクール、土曜日のせいか、混んでた。
しかも小学生か、それ以上の大きい子がたくさんで、ふみのような初級のピンクの帽子は、ほぼ見かけない。


ふみ、急に不安になった。入りたくないと言って、なんとか中に入り、プールサイドに坐り、ふみは泣いた。だって、自分の周りは…。



がんばれ!ふみ。

先生は、ふみが泣いてるのに気づき、近づいて何かを話してる。
ふみ、涙を拭きながら頷いてる。

その後、ふみは涙を拭きながら、みんなと一緒に準備運動をする。


がんばれ!ふみ〜


ピンクの帽子の4人の授業が始まった。
新しいお友達と一緒に足をバタバタさせてビート板を掴んで進行するふみは、時折笑顔を見せるようになった。窓のこっちに坐ってるわたしを見つけて、手を振る。


よく頑張ったね、ふみ!


今日は背泳ぎを習って、ふみ、なかなかうまいワ。力を入れず、すーすーっと進む。この調子じゃ、すぐ上達するに違いない。