デパートで感じた秋

明け方、ふみ、ずっと咳込んでました。かわいそうに。

やっと落ち着いて眠れて、今度みんな寝坊してしまいました。珍しく。


ふみの体温を測ると、平熱でした。
「ふみ、今日もプール入る?やめようか」
「だいじょうぶ。入る。マル付けてね」

まあ、この蒸し暑い中、プールに入らないでいるのも、たいへんさは変わりないですね。

保育園のプール表に○を付けてやりました。


今日は私はお休みだけど、お買い物などいろいろやることがあって、忙しかった。
蒸し暑い中、ふと気付いたのは、デパートの床、

大胆なアート、すっかり秋ですね。けど、この蒸し暑さの中、どうもピンと来ませんけどね。

ショーウィンドーのマネキンも暑苦しくて。

知人が実家の庭の柿の木と栗の木の写真を送ってきた。実ってる実ってる。秋のはずですね、今日も34℃の秋です。


ふみは外で保育園のお友達と会うと、決まって照れてしまう。男の子でも、女の子でも。
向こうが笑顔で「ふみ君〜」と言ってるのに、ふみは違うところを見るか、わたしの腕を掴んで自分の目を隠すか。
「へんなの、保育園だと全然平気なのに」とわたしが言うと、ふみは少し黙ってから、
「それは、しょうがないよ」

…。そっかー、そうですね。好きで照れてるわけじゃないし、自分がどうにかできるものじゃないでしょうね。



アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが教会で説法した時の「平安の祈り」の中に、こんな素晴らしいお言葉があります。
「変えられないものを受け入れる心の静けさを、
変えられるものを変えていく勇気を、
そして、この二つを見分ける賢さを」
ふみの人生に、自分に対しても、人に対しても、この“賢さ”を身につけてほしいわ。


ふみは風邪のせいか、今日は早く眠ってしまった。
明日は、パパと故郷へ。