空気をよむとは

ふみ、夜中に急に変な咳が出て、苦しそうで、ちょっとびっくりしました。

今朝、さっそく連れて小児科に行きました。

一種のウイルス性の風邪かなと先生が。ピークは過ぎたんじゃないかな、熱もないから、とのことで、お薬は、鼻水が出やすくなるシロップを処方しただけでした。


薬局で、このカレンダーを見かける。

一ヶ月びっしりといろんな記念日になってますね。よく読んでみたら、適当に付けてるのではなく、ちゃんとした由緒があるんだ。


10時ちょっと過ぎに薬局から出て、雨がポツポツ。今朝の予報だと、雨は昼からなのにね。
あまり信用してなくて雨具を持ってきてよかったわ。


夜中の咳込む時のあの変な声を思うと、念のため耳鼻科にも診てもらったほうがと思って。ところが診察室に入ったふみは、真っ先に、「今、小児科に行って来た」と耳鼻科の先生に。
(+o+)
それを聞いたせいか、先生はあまり詳しく診療はしなかった気がします。「小児科先生の言った通り、普通の風邪でしょう」と。
ご近所の同業者同士ですから、お互い気遣うことなのでしょう。
来る前にふみの口封じ工作をしておけばよかったわ(@_@;)


夜中はよく眠れなかったのと、朝食をちゃんと食べてなかったから、二人とも眠いし、お腹がすいた。
「おそば食べたい」とのふみの言葉で、蕎麦屋に入りました。

ふみは決まってセイロそばで、わたしは野菜のかき揚げとセイロを注文。

天ぷらが苦手のふみは、急に「そのかき揚げ、少し食べたい」と言うのです。
少しあげたら、「うん、おいしい」と言って、ふみは何口も食べ続けた。
へぇ〜ふみが天ぷらを食べる瞬間に立ち会ったね。

「夕飯も天ぷらにしようか」
「うん。天ぷらそば食べたい」
のどが腫れてるから、そばのような喉通しがいいのを欲しがるね。


漢方的には、蕎麦のさまざまの効果の中に、体を冷やす、つまり解毒作用があります。(だから胃腸の調子悪い時や、下痢の時に、蕎麦は薦めない)
北国の田舎では、おたふく風邪扁桃腺炎の時に、蕎麦を捏ねて、患部に当てる習慣がある。皮膚の上だけど、“毒”を抜くとのことで。
日本の、風邪の時、首に葱を巻くのと同じでしょうかね。

でも葱を首に巻く根拠は、わたしはちょっとよくわからないけどね。



帰りにお買い物をして、何百円以上かのお買い上げにはくじ引きがありまして、ふみに引かせたら、これが当たりました。

こってりそうに見えますが、カロリーは153だけというのはちょっとびっくり。


夕食に、野菜の天ぷらを作りました。

ニンジンは甘くて、揚げたてを、ふみもパパも美味しそうに食べてました。

大根の葉っぱの天ぷらは、やっぱりいくらか苦みが残りますね。わたしは好きだけど。



知人から連絡があって、明日上京すると。
ふみが風邪をひいてしまい、今日は連れて病院に行ったと話し、ふみが耳鼻科に入った途端、今、小児科に行ったよと先生に話して…と知人に言ったら、
「ふみ君は、もしそういう空気読めるのなら、それこそ恐ろしいよ。歪んだ家庭やコジインなどで育っていて、人の目を気にしてばかりなら読めるかも。ふみ君、幸せで健やかでよかった。 すぐ先生に状況説明をする賢いふみくんね…」と、特殊児童を扱う経験がある知人が言う。


なるほどね。
小さい子が気遣うところを見ていると、感心すると共に、なんとなく心痛いと感じるのは、そういうことなのでしょうね。


雨は昼に上がり、夕方に霧雨となってまた降りだしました。