お洋服屋さん
ふみ、至って元気なのよ〜、でもよくみてみると、まだ耳の下の腫れは残っています。
というわけでまだ保育園には行けません。
今日もわたしはお休みを取って、ふみといました。
お天気が穏やかで、二人外にでました。
まず年賀状を作りに写真屋さんへ。
今まで年賀状は、ほとんど自分でパソコンを使って作ってましたが、今年はもうめんどうになっちゃったというか、時間がなかなかないですから。
携帯で撮った写真を入れたいと言ったら、写真屋さんの店員さんは「それはSDカードに入ってるものですか?」と言って、
「さあー、SDカードに入ってるかどうかは…、どうやってわかるんですか」
「ちょっといいですか」と言って、店員さんはわたしの携帯をもらって、素早く操作して、指定した写真をSDカードに入れたみたい、それからそのSDカードを取り出して、機械に入れ、さらに素早く操作して、「これでデータをもらったから」と携帯を返してくれました。
わ〜すごい〜
これで夕方に見本を見れるって。やっぱり頼んだほうがずっとラクだわ〜
それから地下鉄に乗って新宿へ。
伊勢丹の横に、ある外国メーカーの洋服屋さんが新しくできたの知ってるが、ずっと覗く時間がなくて、今日はぶらぶらと中に入ってみた。
ナチュラルなデザインと値段の安さが話題になるこの店の原宿店ができたばかりの時は、行列できてると、前にテレビかなにかで見たことあります。ユニクロ的な感じかな。
広々の店内、お洋服はシンプルの感じのが多いかな。
ある赤いセーターが目に入った。フードにもなれる長い衿が、なかなか面白い。
試着室でそれを着て、思った通りの感じだが、首や胸など、セーターが接触している部分がたちまち痒くなったわたしです。
急いで脱いでみると、お肌はすでに赤くなり始めている。
値段が安い分、素材はどうしても荒いものでしょう。
アレルギー持ちのわたしは、ただでさえちょっと気を付けないとお肌が痒くなったり、蕁麻疹を起こしたりするのに。
こりゃあきらめるしか。
このセーターは二色ある。
「ふみ、この赤のと、このグレーの、どっちがいい?」
「あか」
「じゃ、買おうかな」
「えーー、首痒くなってもいいのぉ?」
そうね〜やっぱりやめるわ。安かったのにな。
店を出て、夢二のカレンダーを買うために世界堂へ。
夢二のカレンダー、毎年買っています。視野のどこかに夢二の絵があれば、ホッとするというと、ちょっとヘンなのかもしれませんが、ホッとします。
だから玄関には、額の夢二の絵を、季節毎、替えて飾っています。
夢二のカレンダー、ありました。でも、選ばれてる絵は、わたしにはイマイチのばかりなので買わなかった。書店に行くことにした。
一階に降りて、ふみのおねだりに応じ、このお寿司の小さい消しゴムを買ってあげた。
お寿司が大好きだもんね、ふみは。
歩いて紀伊国屋書店へ。
夢二のカレンダー、いつも二種類ぐらいあるはず。けどここもさっき見たのしかないです。
聞いたら、確かにもう一種類あったけど、売り切れだと店員さんが。
売り切れ?ここでも。珍しい。まだ12月上旬というに、いつも年末でも残ったりしてるのに。
「船だ!」ビル一階の奥のオーダの紳士服のお店のショーウインドーに飾ってあるこの船、立派なものです。
「これ、海賊のかな」とふみが。
夢のないことをおっしゃる!
今日は昼寝なしにした。たくさん歩くことにした。
うちに戻ってちょっと休んでから、夕方は写真屋さんに年賀状の見本を取りに。
日が暮れた帰り道に、「ママ、あの洋服屋さんに行かない?今ならやってますよ」
近所に、一軒小さい洋服屋さんを、この前見つけて、ガラスドア越しに、中のとってもかわいいお洋服が見えます。
ピンクか赤、茶色の生地に、小さいバラなどの花柄、中世紀の淑女って感じ。
見ているだけで幸せな気分になる。
おそらくふみも同じくです。
でないとわたしがお洋服屋さんに入ると、ふみはいつもつまらなさそうで、急かされて来るのです。
けどこの洋服屋さん、ただ外から覗くだけで、ふみは忘れてない、近くを通るたびに、「今日やってるかな、見に行こう」と言ってくれる。
あいにく行く時は、開店前か(正午から)、お休みの日か。
今日、暗くなって、お天気が下り坂なのに、ふみとまた行った。今日は開いてた。
綺麗な女性店員さんとお話しをしてわかったことだけど、そこは、カネコイサオデザインの服のリサイクルショップです。
古着と言っても、ショーでモデルさんが一回しか着てないものばかりだとか。
や〜外から覗いてるのより、中にはもっともっとかわいくて素敵なワンピースなどがたくさんあります!一枚一枚を見て、一目ぼれ、ため息ばかりつくわたしです。
値段を見て、ちょっとびっくり(@_@;)
「そうなのよ、これでも本来の3分の1になってるんです」
そうですか。生地はイギリス製ですしね。
あ〜こんな素敵なデザイン、今まで知らなかったのが、悔しいワ〜
見ているだけでも、幸せな気持ちでいっぱいなのに。
これからもちょくちょく行くわ。