小正月

やっと微熱は下がったが、咳と怠さはまだ残ってて、同時に蘇ったと感じます。

お薬、まだ何日間分ありますが、やめました。

暮れのアレルギーから、今回の風邪、薬は半月以上飲んでました。しかも全部強めの薬です。

これじゃ病気は治っても、薬の体への負担が無視できないですから。

思い切って、全てのお薬を止め、自身の回復力を信じることに。


お昼は、ふみに山椒シラスのり巻きを作って、冷蔵庫にある山芋をフライにしました。

ふみは山芋のとろろは食べないが、フライにしたら喜んで食べます。

「ふみ、明日、ママとカレーを作ってみない?」
「いい。買ったゴセイジャのカレーがいい」

困るわ。カレーはどうしても買った子供カレーがいいのよ。

防腐剤などの添加物がいっぱい入ってるのに。
そういうのは、うま味調味料がたくさん入ってるから、わかりやすい美味しさで、子供はひっかかるものね。


2時頃うちに出て、スイミングスクールへ向かう。

日差しがない分、寒さはより一層厳しく感じる。


ずっとマスクに慣れて、今日はマスクを外して出て、冷たい空気に触れ、くしゃみが止まらないわたし。
慌ててマスクを付ける。


これじゃ、この冬はずっとマスクじゃないとダメかしら。

手袋もそう、一旦したら、なかなか外せなくなっちゃいます。


冬景色。


ガラスの向こうのふみ、ジャンプしてプールに入り、水は高く弾けて、大きな波を作る。


プールサイドを列で歩いて通る時、
「ママ、ママ」とガラスを叩く子や、
一生懸命、親に向かって手を振る子がほとんどで、

ふみはと言うと、手を振るわたしと視線が合った時、一瞬だけ少し笑顔を見せ、あとは知らん顔で素通り。


素っ気ないね。なに大人ぶってるのよ。うちでは甘えん坊のくせにね。

ふみの男の美学だろうね。


ペットボトルの温かいお茶をちびちび飲んで、一時間、なんとか咳を堪えました。

今日は小正月ですね。
女の人はこの日は何にもしなくて、ゆっくり休めると、向田邦子の作品で読んだことがあります。