立春

立春の今日、12、3°はあると思う。風もなく、日差しが柔らかい。

いただいたバラを、花瓶や大きめのコップなどに別々に生けて、
玄関、寝室、台所に置いて、こんなにお花に囲まれる生活は、よい一年の兆候だ、と自分に言う。



「なんでトイレにも置くの?」とふみが。

「♪トイレには〜それはそれは、きれいな女神がいるんやでぇ〜」


今日はパパは午後からお休み、ふみのお迎えができるとのことで、わたしは夕方にダンスへ。

昨日、ここダンススクールも豆撒きしたと、「豆撒き、したんですか?」と先生が。
「ええ、もちろん、わたしは暦の行事を結構だいじにするほうなんです」
「じゃ、恵方巻きも」
恵方巻きは昔からの暦の行事じゃないですもの、あれは、う…ん、おにぎり協会がでちあげたものですよ」
「お、おにぎり、きょうかい?そんな協会あるんですか」
「う…ん、あるんじゃない?おにぎり協会か、のりまき協会かで」
ダンスの先生は声が出てこないが、大笑いする。
それから、ダンスの先生は、時々「おにぎり協会」と言って、立ち止まって笑う。

そんなにおかしい協会かしら。ありそうな気がしますけどね。



福祉大相撲の主催側のNHKから、お詫びの電話が入ってきた。
ご丁寧なこと。

大相撲、なさけないわ。


知人に、お相撲さんの不祥事は、相撲が大好きなふみには言わないほうがいいよと言われた。

もう遅いや、言っちゃった。夕べパパから、今朝わたしからも。

今朝、登園道で、「ね、ふみ、もしかして春場所も中止かもよ」
「…。お相撲好きな人もいるのにな」ふみは小さい声で言う。

なさけないね本当に。