名残の雪

昨夜から冷たい雨、今日の昼、最高気温は3度と天気中継で言って、ひぇ〜

寒さで、雨が昼過ぎに、見事に雪になりました。

この2月の最後の一日に雪が舞って、息が白く、ひゃー、昨日、確かに18度でしたね。忙しいや。


寒さも雨も、ふみには楽しむ材料になります。
雨靴で水溜りでピチピチ、チャプチャプ、ランランラン


保育園でお布団のシーツなどをセットしていると、子供たちの会話が聞こえる。
「昨日、マラソンみた?」
「みたみた」
「変なものを被ってる人がいたね」
「いたね、俺は蛙をかぶってる人をみた」
「俺は…」
ふみを見ると、ぼーっと立っていただけだった。


そうかそうか、昨日、東京マラソンだったもんね。すっかり忘れて。
みんな、見にいってるんだ。残念だったね、ふみ。



夕方、ふみをお迎えして、真冬並みの中、塾へ。
いろいろ注意事項をふみに言っているうちに、塾に着きました。


雨のせいか、今日は生徒さんがとっても多い。行くところないからかな。

坐れる場所を探すの一苦労の中、一人の先生がふみに、「いいよ、先生の隣りで」と言って、隣りの場所を空けてくれた。

ふみ、その先生を一瞥して、違うところに行って、カバンをパーッと置いた。

宿題を提出しに先生のところへ行くふみは、わたしの前を通る。
「ふみ」わたしは小さい声で、ふみを呼び止める。
「なに?」ふみは、ちょっとびっくりした様子。
塾でふみに声をかけたことがないから。
「先生が席を空けたのに、なんでそこに座らないの?」
「なんでそこに座らなきゃならないのよ、僕、違うところに座りたいから、いいーのっ!」


だそうです。わたしにはわからないわ〜、先生が空けてくれた席を無視するなんて。

塾に通わせるの正解だわ。いきなり小学生では、いろいろと先生も本人も困るんでしょうね。


真面目にやってるふみ(短い間だけど)

手前の女の子の筆箱、まるでスニーカーのような、ユニークなもの。


やり終わって、先生に宿題を見てもらってる時のふみ。

その後、テーブルに乗って、先生のぎりぎり目の前に正座をする。もちろん先生に言われ、しぶしぶ降りてきたのです。
塾の中、ふみより歳上、ふみより歳下の生徒さんで、こうするの、一人もいないです。

無料体験4回、これで終わりました。
正式に申し込むつもりです。


すっかり暗くなって、寒い雨の中、ふみと帰路。
「ふみ、塾を続けて、ほんとうにいいのね?」
「うん!もう言ったじゃん」
「お勉強、楽しい?」
「う…ん、楽しくはないけど、でも続けてやりたい」


しかし今日の寒さは、震えるほどですね。


お風呂上り、ふみはパパと一緒に「西遊記」のDVDを見る。
三蔵法師また妖怪にさらわれ、悟空が懸命に助けに行く。
三蔵法師って、礼儀は正しいけど、弱いな」とふみは焦る。
はははは、ちょっと言えてる。


去年の秋に買った傘、紫の24本骨で、濡れると、可憐な桜模様が出ます。
買う時、暖かい雨の季節に使うのを楽しみにしてました。
まだまだ寒いが、あちらこちら河津桜は咲いてますから。



沈丁花、満開。酔いそうになる香り。

昨日のふみが拾ったもので、パパが作った作品です。