ぽかぽか陽気

今日は、ふみが出欠当番。朝から嬉しそう。


保育園に向かう時、大通りを、「災害派遣」という紙が貼ってある自衛隊の車が走って行った。



昼ご飯を食べてる時、テレビにまた緊急地震警報が。関東に影響が大きくないせいか、携帯の方は鳴らなかった。
一緒にいるWさんは、警報の音を聞いた途端、
「やだ、やだ、もう、もう、ちょっとあたし出るよ」と言って、出て行った。


サラダをかじりながら、わたしはテレビ画面から目をそらさなかった。
電気の傘などが、軽く揺れて済んだ。

江戸っ子のWさん、最近は本気に参ってるようだ。家に帰ってもテレビを付けない、警報が怖い、と言ってる。
確かに、一ヶ月経ってる今も、余震は異様に活発で、しかもやや大きい。

余震ではなく「予震」じゃないのかって、思わざるを得ないのかも。


ふみをお迎えに行って、走ってくるふみは、顔が真っ赤で、髪は汗で一束一束になってる。
「ママ、明日は半袖にしてぇ、あっつー」
「ね、ふみ、また大きい地震来るかもよ、新聞で言ってた」
「ふ〜ん、そうなんだ」
「そうだふみ、地震には、何が一番いい、というか、一番必要?」
「なに?」
「強いココロよ。地震が来たら、冷静に、パニックにならない、怯えない、くよくよ…」
「えぇ〜〜、ぼーっとするほうがぁ、一番だよ」
「ぼーっとする?」
「そう!ぼーっとして、地震とか考えないし、それが一番だよ」
「あっはっはっはっは」、声を上げ笑ってしまった。


ベランダの葉牡丹、1メートル近くも伸びて来て、その先っぽに咲いているお花。見るたびに驚く。



お風呂の前に、パパと宿題をするふみ。



大きい地震、ほんとうに来るのかしらね。そうだ、ぼーっとしよう。