いい子
朝の5時の目覚ましで起きて、その後、ふみもパパも起きました。
それから7時に、3人はうちを出て、電車に乗りました。
今日は、ふみの病院の日です。
二ヶ月前に予約センターに電話をしましたら、混んでて、二ヶ月後の今日になりました。
しかし二ヶ月って、あっという間なんですね。
電車一回乗り換えして、目的地の駅からバスに乗ります。
バスの中は、登校する小学生がいっぱいで、校帽も被らず、ランドセルもしょわずのふみ、同じぐらい年齢の小学生たちに、じろじろと見られてました。
広くてきれいな病院です。
レントゲン写真を、ふみ一人で撮影室に入って撮りました。
お医者さまは、足の指の骨の変形の手術をするかどうかは、お子さんはもう7歳なので、最終的に本人自身の判断です、とおっしゃいました。
お医者さまは、ふみに向かって、この指は、成長と共に、靴にぶっつかって痛くなったり、高学年になると、お友達に何かを言われたり、やがて、だんだん自分も気になる時期がやって来るから、…、どうしますか、と。
ふみは最初、「今は痛くもなんにもないです、全然、何にもおかしくないです」と言ったけど、それから焦り出して、嫌がって、最後は、考えたすえ、「手術する」と結論を出しました。
「するね?よし」と先生が。
手術のスケジュールは、もっと混んでて、来年の春になります。
入院1週間で、退院してから2週間ほど回復時間が必要です。全部で3週間前後かかるそうです。
「新学期には、普通に行けるんじゃないかな」と先生が。
ふみは、結論を出せたのは、パパがトミカの「カニクレーン」を買ってくれると言ったから、と。
照れてるぅ(((^_^;)
ふみ、たいしたもんだわ。えらいえらい。ほんとうに感心しました。
病院は、子ども専門の病院です。
いろんな難病のお子さんがいらして。
エレベーターの中、小さい男の子が、両手で車イスのタイヤを動かしてるを見て、「すごいね」と、ふみはわたしに言って、感心している様子でした。
病院の後、その足で、ふみはパパとデパートに行って、ポリー用の籠を買ってきました。
もうケースにいる赤ちゃんではなく、ポリーは逞しく成長してます。
ふみは、ポリーの世話をしたり、遊んであげたり、
ふみもポリーも、いい子だわ。